





正山小種(ラプサン・スーチョン) 福建省武夷山紅茶 30g
¥2,650 税込
なら 手数料無料で 月々¥880から
産地:福建省武夷山市星村鎮桐木関
原料:武夷山市星村鎮桐木関群体種
種類:伝統古法(松の煙燻す)紅茶
香り: スモーキー、花
味: ドライ竜眼の甘み
商品特徴:
正山小種は、よく紅茶店で見かけるラプサン・スーチョンという中国紅茶の中国語名で、17世紀中頃に、中国福建省武夷山の星村鎮桐木関で誕生した世界初の紅茶です。
正山小種の産地星村鎮桐木関は、中国武夷山国家自然保護区の原始森の中に位置します。海抜800m~1500mで、年最高気温は32℃~34℃、昼夜寒暖差は10℃あります。年降雨量2000mlを超え、常に霧が立ち込めています。こうした自然条件の中で、茶の葉に良い物質を蓄積されました。
☆正山小種の誕生☆
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中国の明の時代の末期(1640年頃)は戦乱の多く、北方からの軍隊が武夷山の桐木関あたりを通り、夜が更け、軍人達が桐木関のお茶工場で泊まりました。軍人達がベットの代わりにふかふかのお茶の上で寝ました。
朝になって軍隊が去り、お茶の工場の人達が仕事に戻ったときに、茶葉が赤く変色したことに気付き、「このような茶葉じゃ売り物にならないよ〜どうしたらよいのかよ?」と工場の人達が焦っていたら、一人の茶師がひらめき、変色した茶葉をすばやく手揉みして形を整えた後に、松の木を燃やして茶葉を乾燥しました。そして遠いお茶市場へ持って行って安い値段で売りました。なんとか損失を抑え、少しの収入も得ました。
思わぬことに、その翌年このお茶を買った人が再びこの松の煙で燻したお茶を求めに来ました。
このお茶はラプサン・スーチョンです。茶葉には艷やかな黒色を持つため、西洋人にブラックティーと呼ばれています。
☆ポルトガル王女の嫁入り道具☆
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17世紀の初め頃、オランダ東インド会社が中国茶と日本茶を輸入し始めたきっかけで、欧州の上流階級でお茶を飲むことが流行し始めました。
正山小種は、美しい赤い水色、高い香りと濃厚な味でヨーロッパの皇族を虜にしました。
ポルトガルの王女キャサリン氏がイギリス国王チャールズ2世に嫁ぐ時に、正山小種を嫁入り道具として、イギリスへ持って行き、後にイギリスのアフタヌーンティーという紅茶文化の形成に直結しました。
正山小種(ラプサン・スーチョン)は、あまりにもヨーロッパの人達に気に入られ、毎年ヨーロッパからたくさんの注文されるので、中国の有名の緑茶産地も次々と正山小種の制法学び、紅茶作り始め、このように、祁門紅茶も誕生しました。後のダージリン紅茶、ウバ紅茶の誕生にも繋がりました。
☆正山小種の淹れ方☆
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正山小種:5g
蓋碗:90~120ccの容量
お湯の温度:95℃以上
①全ての茶器をお湯で温めたあと、茶葉を蓋碗に入れお湯を注ぎ蓋をし、15秒後にお茶を公道杯に空けます。
♡水色: 橙色。
♡香り: 田舎の秋に畑の端で落ち葉を燃やす匂い、六煎すぎると、松の煙の匂いが弱くなり、花の香りが現れます。
♡味:竜眼のような甘みと心地よい潤いです。
♡余韻:喉に煙の匂いが留まりますが、良質の紅茶とほど良い燻し度合があったから、喉の不快感はありません。
※ 五煎目から、良い濃さのお茶になるまで、30秒〜1分間を蒸らす時間を調整してください。
▶ オーナーが思いを馳せた。
飲んでいるうちに、子供の頃、冬休みにお母さんの田舎の実家に帰る時のことを思い出しました。田舎の爺ちゃんが吸っていたキセルの匂い、晩御飯を作る時に竈に薪を燃やした匂い、あの暖かい煙たい匂い達を思い出しました。

正山小種の松煙の香りを作った“青楼”
“青楼”とは、正山小種に、松の煙の匂いを付ける建物です。
武夷山は晴れの日が少ないため、生葉の萎凋、乾燥は松の木を燃やた熱を利用して行わないといけないです。
青楼は、二階建ての木造建物で、一階で松の木を燃やし、二階にお茶の葉を置き、一階から上がってきた松の煙りの熱で萎凋と乾燥の工程を行います。なので、仕上げられたお茶には、煙りの匂いがあります。

青楼の階段の下に、松の薪がたくさんあります。
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