










青麒麟(あおきりん) 建盞茗杯
¥6,100 税込
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産地∶福建省南平市建陽県
品種∶黒釉磁器、建盞、天目茗杯
サイズ∶Φ8.5cm、H4.8cm
使用容量:90ml
重量: 168g
用途: 厚みがあるため、保温性が良く、秋冬のご
使用に適します。
適用茶類: 熟プーアル茶、
年数のある老白茶、老生プーアル茶。
商品特徴:
本品は建陽県の若手作家の人気作品です。焼成された茗杯に、麒麟という動物の胴体の模様に似ていて、茗杯全体は青みを帯びた黒銀色と見られるため、〔 青麒麟(あおきりん)〕と名付けられました。
落ち着きの色に細かい銀色の線状の模様が茗杯全体をゆき渡り、控えめながらもカッコイイ雰囲気を持っています。
麒麟模様の建盞茗杯は、伝統模様ではなく、最近この数十年に建盞作家達に開発された新しい模様です。細かい線状の模様は繊細な美しさでインパクトとなって、人気を得られています。
『建盞の歴史』
天目茶碗の名前は皆さんがご存知だと思いますが、建盞は、つまり天目茶碗のことです。
鉄粉を多く含む建陽県の土で作った胎土の厚い素焼茶碗に、鉄粉を多く含む‘鉄釉’を浸し掛けてから、1300度の高温の窯の中に置き、還元炎で焼成された陶磁器のことです。
中国の北宋(ほくそう)時代(紀元960~1127年、首都、開封。)に、建窯(けんよう)(福建省建陽県水吉鎮)で焼かれた黒釉の茶碗が、当時、皇帝から庶民まで親しまれたお茶を点てる器、「点茶」の茶碗(ちゃわん)として流行していました。‘盞’は小さい茶碗の意味でした、建陽県で焼いたことから「建盞」と呼ばれていたのです。
建盞は、日本に請来され始めたのは、鎌倉時代後期の13世紀末頃です。
建盞はだいたい、曜変(ようへん)、油滴(ゆてき)、禾目(のぎめ)の3種類があり、いずれも建窯独特の黒色の陶胎をもちます。
曜変は、中国では銀星斑と言い、見込みの内外の黒釉地に大小の斑文(はんもん)があり、その斑(まだら)の周囲に青銀色の隈(くま)取りが表れたもの。
油滴は、中国では鷓鴣斑と呼ばれ、鷓鴣の羽の模様に似ている細かい金白色の斑文がびっしりと浮き出すのです。
禾目は中国で兎毫盞と言い、黒釉地に兎(うさぎ)の毛のような柔らかい銀褐色の細かい筋目が表れているのが特色です。
これらの模様は、人工的に作られたのではなく、窯の中で焼かれるときに、釉薬が流れて結晶して、自然に形成されたのです。建盞は天成の器です。
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